前書き
皆さん本日も見ていただき有難う御座います。今回は先日の続きです。この記事から見てしまった方は前の「最近見たアニメの話」に戻って話を見ていただけると幸いです。因みに我が家はU-Next、Amazonプライム、ディズニープラス入っています。他の動画コンテンツがどうなっているかわからないので、今までの話はU-Nextの見放題作品の前提でお話しします。
ひとりぼっちの異世界攻略
”ぼっち”な高校生活を送る主人公遥かはある日授業中に突然クラスメイト達と異世界召喚されてしまう。しかも転生先の神様から貰ったチート能力は残り物しかなく、他の生徒たちが貰った後だった。ぼっちな生活とバットスキルを押し付けられた遥かの異世界生活の話です。
五示正司による日本のライトノベル作品。略称は「ぼっち攻略」。2024年10月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は300万部を突破しているそうです。
私はライトノベルに疎いのでアニメを探していた時には、こんな作品があるんだなって程度で、私のお勧めの欄に頻繁に出てきており、しつこいので、またしても異世界転生ものかぁ、思いながら流し見程度で見ました。
結論を言うと、そこまでの面白さは感じられなかったです。そもそも、スキルがバット系で異世界転生ものは沢山あるし、ぼっちという単語も最近アニメ界で神格化されてきているだけで、現実社会でなんのメリットにもならない状態を誇っているのがよくわからないです。実際、ぼっちと言ってる割には」クラスメイトからの謎の信頼や、クラス委員長(多分ヒロイン)からも特別視されている段階で成立していないなぁと思ったし、ただ一人で居たいだけって言うだけな気がしますね。
クラスをグループ分けしている所とか、主人公以外の生徒はオタクグループ以外は何の役にも立たなかったり(異世界の予習ってなんだって思いました。)、異世界転生したら確かにお風呂は貴重だなって位の感想です。
似たような作品で言うと「ありふれた職業で世界最強」でしょうか。私はこちらの方がキャラクターの個性やストーリー展開は好きですかね。
小説では22巻出ているらしいので、アニメ一期で判断するのは良くないかもしれませんが。今回このアニメに関しての感想はここまでです。
来世は他人がいい
関西最大の暴力団・桐ケ谷の直系・染井組、その組長の孫娘である主人公染井吉乃。ある日彼女は、祖父が決めた縁談相手であり、関東最大の暴力団・砥草会の直系・深山一家の組長の孫・霧島の元で暮らすことに。2人の婚約者生活はどうなっていくのかっていう話です。
『来世は他人がいい』(らいせはたにんがいい)は、小西明日翔による日本の漫画作品。「アフタヌーン」にて2017年10月号から連載中「次に来る漫画大賞2018」コミックス部門1位。2023年10月時点で累計発行部数は280万部を突破しているらしい。2024年3月、小西のX(旧Twitter)にて休載を発表している状態です。
この作品は、任侠系ものなのに主人公が高校生なのでご都合展開がそれなりにありますが、ここ最近の恋愛系ものの中では尖っている作品だなって思いました。私は結構好きです。特に主人公の性格がいいですね、生まれが生まれなだけに、自分をしっかりと持っている女性で、そこは私の好みなのですが、ただ自分を持っているだけであったり、サバサバ女子みたいな感じではなく、「私はこうだが、お前はどうするんだ?」的に一方的でない自分の在り方がとてもよかったです。他にも所々で譲れない部分にしっかりと覚悟を持っている所が好印象でした。ただ尻に敷くのではない感じな所も、最近の草食系男子には受け入れやすい部分かと。もし現実にいるならプラトニックにお付き合いできるんじゃないんですかね。最近の若者は歪んでるというか、緩いというか、淫らというか。私にはついていけない恋愛してますよね。ディズニー好きの純粋な私には受け入れずらいですね。プラトニック最高。
ストーリー展開も面白かったですよ。私はゲームの「龍が如く」プレイ動画でストーリーを見ましたが、龍が如くが好きな若い子には刺さるんじゃないかと思いますね。真島吾朗的な人はいないのでそこ期待している方は退場でお願いします。
まだ一期しか放送されていないので二期が楽しみな作品です。
歴史の残る悪女になるぞ
主人公のウィリアムズ・アクシアは7歳になったある朝、自分が前世で大好きだった乙女ゲームの世界の中に、憧れの悪役令嬢として転生していたことに気が付いた、念願の悪役令嬢になったからには歴にになお残す悪女になると決心し悪役令嬢として頑張る話。
このアニメの原作は、『歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!』(れきしにのこるあくじょになるぞ あくやくれいじょうになるほどおうじのできあいはかそくするようです)であり、アニメ制作時にネタバレになるため題名を変更している可能性があります。作者は大木戸いずみ、ジャンルは日本のライトノベル。小説家になろうにて2018年12月から連載されており、書籍版はピースブログ文庫(KADOKAWA) より2019年8月から刊行されている。2024年9月時点で電子書籍を含むシリーズ累計部数は140万部を突破している。前世では生まれ変わるなら悪役令嬢が良いと望み、愛好していた乙女ゲームの悪役に転生した主人公が、世界一の悪女を目指す姿が描かれるただし、「小説家になろう」の作品紹介で作者は「主人公の悪女の基準がズレております。ご了承ください。」と記しており主人公が「悪」を為す物語ではない。原作のストーリーは完結しているようです。
この作品を見て面白かったことは、「正義」って何だろう。って考えさせられたことが一番面白かったところですかね。
内容は転生ものなのですが、主人公がそのまま転生するというよりかはその世界にいる住人に憑依しているって所が面白いシナリオですね。通常の転生ものは自分がそのまま転生して世界を変えていきますが、この作品はそうではなく、その世界にもともとあった価値観にどうやって転生した自分の考え方を通していくのかという所が他の作品と違う所でした。
主人公は貴族という生まれながらのステータスがあるので普通の転生した人間の考えのままじゃ順応できず世界は変えられないでしょう。そうゆう自分の立場もありながら自分の考えがその世界にとって「悪」だと認識しているなかで現状を変えていくのが面白いかったです。
また、主人公の「悪役令嬢」という明確な目標をどうやって達成するのか、そこに対してのどうやって努力するするのか、そういった目標を達成するためにどうするかという部分は現代社会人にも通ずるところだな思いストーリー展開が気になって面白かったです。ご都合な所はありますが、そもそもゲームの中に入っているので、特にその辺は気にならなかったです。
主人公は、悪役令嬢を目指していますが、そもそも世の中に明確な悪と正義の線引きはどこにあるのか、「悪」とは何かと考えさせられました。
現実社会では多数決で殆どの物事において善悪が考えられており、”多数”という力を持った者たちがその力で自分にとって都合の良い善を押し付けているんじゃないかと私は思います。このアニメも聖女伝説といううものを「善」としてそれ以外の考え方は「悪」と認識しており、聖女の言った考え以外は間違った考え方と多数決で押し通していました。
じゃあ色々な価値観を持っていれば良いのかと言うわけでないのも理解してます、沢山の意見でなのにもまとまらない自分勝手な世界、そうなると秩序が乱れてしますのである程度指針を決めないといけないことは仕方ないことだと私は思います。
この作品は、ゲームの中と言いう設定された世界なので本来なら聖女の考えが正道、主人公の悪役令嬢という目線が邪道なものの見方であり、圧倒的に世界にとって間違った立場にいながら間違いを提唱していき、主人公側のそうゆう考えもあるよね、的な考えかたをどうやって理解してもらうのか、理解してもらえるのか?というストーリー展開が面白かったです。
悪役という立場だから、誰かに否定されても怖くない、理解されなくても自分の言いたいこと、やりたいことをできる。そこを理解して成し遂げる、そこがこの主人公の強さだと思います。それが本当に「悪」なのかは置いておいて。
実際、現実社会では何か自分の意見を通したいときや環境を変える時、その人はその環境下においてその改革者は「悪」になってしまいます。そして現状のままでいることが「正義」になってしまします。それでも言いたいことや変えていきたい、変えていかないといけないという考えを持った人がいるから人は揉めるんじゃないかと、先日の私の「胃が痛かった話」を振りかえってもそう思ます。たぶんあそこで、何も言わずに、大人のふりして受け流すことがあの環境下で言えば「正義」だったのかもしれません、でも私は私の働く環境や自分の心を守りたかったから「悪」になって、揉めたんだと思います。
それがいいことかどうかはわかりませんし、先日も言いましたが、「どっちも自分が正しいと思っているんだよ、戦争なんてそんなもの」というセリフが言いうにやっぱり人間なので話し合いで相手を傷つけないことが大事だとは思いますが、時には「悪役」になって自分の世界を変える為にも人を傷つける事も仕方ないことなんじゃないかととこのアニメを見て尚更考えさせられました。
内容的にひと段落ついてるので二期があるかどうかはわかりませんが、もしあればその先でどうやって「悪役令嬢」として活躍していくのか気になる作品でした。続きが楽しみですね。
本日の終わりのあいさつ
だいぶ内容が長くなってしまったので今日はここまでにしようと思います。まだ見たアニメもありますので、また次回皆さんと共有出来たらと思います。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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