Rewrite-閃光- 第12話

Rewrite-閃光-

※この記事はトレードについての話が出ますが、あくまでも過去談であり、トレードを推奨している訳ではありません。ご自身の生活を大事にしてください。

また、この章から”風林火山”の手法の所を触れていきますが全部について語りません。
これは神宮さんの長年の努力の結晶であり、グループ参加特典の様なものなので公言は出来ません。説明が浅いことはご了承ください。

神宮 FX予言者/ゴールド×ドル円
@jinnot8
100pips近く勝てる予言を連発中。手法は無料noteに公開してる。 フォローしない理由が見当たらない。 ドル円でコツコツ稼ぎ、ゴールドで爆益を出す男。 たまに仮想通貨(BTCとか)株式もやってる。仲良くしてくれる方にはdmでアドバイスしてる。お酒が好きだよこっそり裏垢も
@jinnot10

曲折

朝からメンバーとファンダメンタル分析や情報交換をしていると、 押し目買いになりそうなポイントが見えてきたので、私はすぐにエントリーした。

高値を超えてからの戻りを狙ったエントリー。 それなのに、メンバーの多くは「高値圏でのトレードが怖い」と言う。 そこで私は、以前どこかで聞いた話を共有した。

「高値圏で“もっと落ちるのでは”と過度に意識してしまうのは、 日本人の性格が影響している可能性があるそうです。 危機察知能力が高いこと、謙虚であろうとすること。 そういう気質が、逆張り思考を生みやすいと。」

私自身も手法を学ぶまでは、 “どこまで落ちるのか”“そろそろ買っていいのか” そんな悩みが尽きなかった。 だからこそ、これは性格だけの問題ではないと知った時は驚いた。
今では手法を学んだからこそ判断が機械的にできるようになった。

朝はそんな話をして、そのまま仕事へ向かった。
夕方、シナリオ共有が盛り上がっていたので、 私もタイミングよく仕掛けて利確。 この日も調子は良かった。

そしてついに純利益が500万達成した。1000万までの折り返しだ!

ただ、そのあとも相場は伸び続けた。 「また利確が下手だったな」と反省する。
伸ばせるときに伸ばして、取れるところで勝負しないといけないのに。

メンバーに伸びた理由を聞かれたので、私なりの考察を共有した。

  • この日はテクニカル優先で動いていたこと
  • ファンダメンタルは朝の時点で出揃っていたこと
  • ロンドン時間の切り替わり

基本的に勝負はここから。 日本時間に資金を失う人は、そもそも時間軸が間違っている。

仕事に戻り、夜になってグループに戻ると、 ロンドン時間とは違い、相場はレンジ気味になっていた。

その状況を見て、私はこう考えた。

  1. 昨日と今日、アメリカ勢が合流する前に最高値を更新している。  → アメリカが介入しなくても、相場全体が3800〜4000を目指している根拠になる。
  2. アメリカとしてはドル高が望ましいが、現状はドル安感が強い。
  3. 市場予測では“年内に3800〜4000到達”と言われている。  → まだ9月後半。ここまでの上昇を許して良いのかという疑問。

「ゴールドを現物で使う人の気持ちを考えてみてほしい。 前日より100ドル高かったら嫌でしょう? キャベツが100円から300円になっていたら嫌なのと同じ。」

そんな例え話をしながら、私の頭の中の考察を共有した。

ゴールドの値動きを考えるとき、 長期的な視点は欠かせない。

金という鉱物は紙幣よりも前から価値があり、 現代ではスマホなどの製造にも欠かせない。 安全資産としての価値もトップクラス。

だからこそ、 「どこまで価値を下げるのか、上げるのか」 その背景を考えることが大事だと思っている。

ゴールドが下落するということは、 “価値がなくなった”というシンプルな理由。 上昇も下落も、要因を考えずにトレードするのはおすすめできない。

そんな話をしていると、テクニカルの相談があった。

「4000に行くなら積み立ててホールドでいいのでは?」

私はこう返した。

4000まで行く根拠は、テクニカルでも説明されている人がいる。 だからファンダだけの判断ではないという点は根拠になる。 長期スイングなら、そういうトレードも“あり”だと思う。 現物の純金積み立てのようなイメージだ。

ただし、市場予測でしかない以上、絶対ではない。 日足で4000手前のレンジに入れば、 スワップポイントで大損する可能性もある。 それはもはや“トレード”ではなく“投資判断”だと思う。

トレードに正解はない。 考え方は無数にある。 だからこそ、テクニカル、ファンダ、政治、価値… あらゆる角度から自分の采配が正しいのか考える必要がある。

パウエルさんの発言は遅く、 次の日も仕事だったので、私はそこで寝ることにした。

翌日。

眠気に負けて早く寝たものの、朝起きると悔しさが残っていた。 自分が描いていたシナリオがそのまま効いていたからだ。

パウエルさんの発言内容をAIにまとめてもらい、 全体の構想を改めて整理した。

朝一の分析共有では、こう話した。

「上昇のタイミングを見つつ、基本はショート優勢で考えています。 理由は、ファンダメンタルと1時間足の20EMA(SMMA)との乖離が 100ピップス圏内にあり、埋めにくる可能性が高いこと。 4時間足でもCCIが100%以下になっているため、 -100%を狙ってくる動きが出るかもしれないこと。

昨晩の話ですが、5分足でデッドクロスが完成している以上、 適当なロングは負ける相場です。 “押し目待ちに押し目なし”の展開になりそうです。」

さらに、 「引いたトレンドラインをいつ抜けるか、 200EMA(SMMA)がどこまで耐えるか、 そういう相場になると思います。」 と補足した。

分析を終えた直後、ショートが仕掛けられそうだったのでエントリー。 メンバーからは褒められたが、 私は「今の相場はそこまで難しくない」と感じていた。

風林火山の手法を読み返し、 方向性をしっかり見極めることの大切さを再確認する。 MAや構造、乖離率の読み解きは難しいが、 パラボリックとCCIは素直に機能している相場だと伝えた。

そのあとも注意点や考察を交えながら話し合い、私は仕事へ向かった。

仕事中も何度かトレードを仕掛けたが、この日は全敗だった。 スイングできる相場ではなく、かなり苦戦した。

唯一の救いは、前日に資金を一度全額出金し、 “トレード分だけ”で臨んでいたこと。 もし出金していなかったら、全額持っていかれていたと思うとぞっとする。 自分の采配に、少しだけ感謝した。

朝から分析を共有していたのに、 結果は悔しさばかりだった。

要人発言の翌日にスイング前提でシナリオを組んだ自分が情けない。 詰めの甘さを痛感した。

この日は神宮さんのコールにも乗れず、 個人裁量は全敗。 50万円ほど失い、 自分のシナリオが全否定されたようで心が折れた。

仕事終わり、お風呂に入りながら メンバーの応援コメントを読み、少し泣いた。
調子が良かっただけに、負け方があまりにも悔しかった。 自分の弱さを、またひとつ思い知らされた。

ワンポイント!

2025年9月は、4000に到達するかどうかで市場が大きく揺れていました。
特に利下げの行方は誰もが注目していて、 Xでも市場でも、その話題で持ちきりでした。

今の相場を見返すと、 あの頃のゴールドのバブル相場は本当に勢いがあったと感じます。。

今回の話を通して伝わるのは、 要人発言や、その前後の市場の動きがどうなっていたかを想像できると思います。

Xでは“プロ”を名乗る人の多くがテクニカルだけを語っているけれど、 実際のトレードはそんなに単純じゃないです。 テクニカルだけで完結する世界ではないし、 ファンダメンタルや市場心理、政治、価値観… 考えることは本当に多い。

今回は、そんな“相場の裏側”の部分が なんとなくでも伝わればいいなと思って書きました。

続きはこちら👇

プロローグ
第一話 絶望
第二話 邂逅
第三話 漸進
第四話 革命
第五話 牆壁
第六話 邁進
第七話 呱呱
第八話 騰貴
第九話 祝福
・第十話 善進
・第十一話 紆余
・第十二話 曲折

【物語を読むあなたへ】

この物語の中で、私が実際に使っていたツールや証券会社が登場します。 「自分もトレードを始めてみたい」と思った初心者方のために、 最低限の準備だけ、ここにまとめておきます。

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