歌に支えて貰った人の話

TOP

本日も記事を読んでいただき有難うございます。今回は私の言いたいことを言うだけの回です。いつもみたいに何かしらの情報を求めている方は大変申し訳ありませんが、他の記事を見ていただく事をお願いします。

では前置きはここまでにして本題に入りたいと思います。

皆さん好きなってありますか?

何故こんな話をしたのかというと、悲しいことがあったからです。

最近、私の子供たちが二人とも小学生になり、私の好きなアーティストや曲を少しづつ覚えて行ってくれているんですよ。

そんな中、私が聞いているのが7年前とかの歌なのでこのアーティスト今何してるのかな?って検索したら
「解散」していたり「脱退」していたり。気に入ってた店が「閉店」していたり知らない間にそんなことになっていたんだと、とても切ない気持ちになることが多かったからです。

子供が大きくなってやっとコンサートとか行こうかな、行きたいなって思っていた矢先の出来事で、本当に悲しかったし、何よりも私は私自身として彼らに何もしてあげれなかったっていう思いが溢れてしまったのです。

私は一人で今でもカラオケオール出来るくらい、歌うことも、歌も大好きです。

思えば今までの人生を支えてくれたのは歌と妻だったと思う。
苦しい時も辛いときも逃げたい時も私はに支えてもらいました。(勿論、寛大な親の愛は別として。)

その時その時に共感した歌詞に歌に励まされ、歌うことで自分を応援し続けていました。
思えば、このブログを始めるきっかけの一つも、あるアーティストの歌の影響があったと思う。
そのおかげで、私は昔の自分を言葉にすることで今大人として成長していることを実感しています。

そんな、なにも出来ない無力な私が今できる恩返しは、このブログを通して、忘れ去れてしまわないように伝え続けるべきではないだろうかと考えてます。まぁ私の自己満足なんですけどね。

そもそもこのブログは私の子供たちにいずれ見てもらうために書いています。目的は等身大の私を知っても貰う事。子供たちに、大人の楽しさや、贅沢、希望、苦しみや悲しみ、辛さについて知って欲しいから。

そのためには私を支えてくれた沢山の歌たちも知っておいてもらわないといけない。沢山の言葉やメッセージを私の言葉以外からも受け取ってもらって、自分の人生を彩り豊かにしてもらいたいんです。

この話をしてからではないと、今後私が上げていく記事の意味が伝わらないのではないのかと思い今回このような話をしています。


さて、この記事を読んでいるあなたに質問です。今、どこで、何をしていますか?
どんな人たちに囲まれているのでしょうか?辛くないですか?悲しんでいないですか?笑ってますか?

歌は聞いてますか?


私は子供たちに、妻に、家族に愛され、仕事もそれなりに楽しくできています。

でもそれは今まで沢山の辛い日々や悲しい出来事、情けないことが合って、ただその道の先に私がいるだけなんです。明日になったらまた辛いことが起きたり、苦しいことが合ったりして、何が起こるかわからない。でも、その日々を乗り越えれる様に支えてくれるのは間違いなく私はだと思っています。

ここで少し私の過去の話をさせてください。

私は幼稚園の頃から小、中、高校、の時には度々いじめられてきました。理由は様々でした、鼻水を毎日垂らしていたからとか身長が大きいのにすぐ泣くからとか、天パだから、チャラいから、ゲーセンに付き合わなかったから。散々な事がありました。

でも多分昔からはた目から人に好かれるような人間ではなかったんだと自分でも何となくそう思いますし、色々なタイミングが悪かったのもあると思います。

見た目とは別として、私の性格はは真面目でしたし、それなりの統率力や運動神経などもあった為、多くの事も経験しました。

特にリーダー役が多く。私は過去にミニバスケットボールチームのキャプテンだったり、中高で部長、中高で三年連続学級委員長、中学では副委員長や県選抜選手選考にエントリー、専門学校でも一年学年委員長を務めたり、いい子ちゃん全開で外面の良さで先生たちからの評判は上々。親もびっくりな感じでした。別にやりたくはなかったのはまた別の話、、、ですが目立つか嫌われていたんだと、今だと何となくそう思います。

ただ内面は自分でも屑だなって思うくらいには性格は悪く。それは性格に留まらず悪いことも沢山してきました。
いじめてきたやつにいじめ返したり、言う事の聞かない部員ぼこぼこにしたり、校則違反で親の呼び出し、その他もろもろ。

そんな善と悪の二面性を持ちながら私は社会人になり、今度は社会の波と暴言にぼこぼこにされる毎日でした。

私と妻は私が専門学校卒業する年の12月にお付き合いすることになった。(ここもクズっぷりたっぷりの紆余曲折な恋愛事情があがありました。)

妻に告白する前に私は一つだけ自分に決めていたことがありました。
「この子と付き合わなかったら、付き合ってももし別れたら結婚はしないで10年は仕事1本でいこう。」
そう心に決意してました。

そして、卒業して入社した4月の半ば、妻が妊娠していることが分かった。
私は私の気持ちも揃っていたし、私の家族には紹介済みだったので、こちらとしては何の問題もなかったが、妻の方は色々な事情を抱えている状態だった。

妻の両親からは私自身にも私の両親にも心無い言葉のナイフをたくさん突きつけられました。
「犯罪者」「本当に好きなのかわからない」「子が子なら親も親だ」「親族関係は持たない」「婿養子になれ」「でき婚何て恥ずかしい。」「私の子供の将来を潰しやがって」

私の妻への決意など一切認めてもらえず、ただ会うたびに傷つけられました。結婚って幸せになるもではなかったのか?正直、結婚は墓場ではなく地獄への入り口、そんなことも思った。


その地獄をを乗り越えたかと思えば、今度は仕事で毎日の長時間労働(朝8時に家をでて深夜の2時に帰ってくる)、私の力量不足による仕事のミスへの暴言(当時ミシュラン狙ってましたのでハイクオリティを維持しなくてはいけなかった)仕事場は毎日戦場でした。本当に死が(料理人としての)隣り合わせでした。

帰ってきて、疲れを癒すのに寝ていれば、妻から「いつまで寝ているんだ」「子育て手伝ってくれ」と言われる。給料が入ったかと思えば「給料が少ない」と言われる日々。当然性交渉何てできるほど心に余裕なんて妻にはなく、仕事に対しても家庭に対しても私の心はボロボロでした。

愛が無い。孤独だ。なんで生きているのかわからない。そう感じる事さえあった。

相手の気持ちに答えるばかりで、私の気持ちに蓋をし続けた結果私はこの29年間で何度も過ちを犯しました。(伝えきれない分はまたどこかで話します。)

これが私の過去です。何とも恥ずかしい話ばかりです。今でも思い出しては消えて居なくなってしまいたいと思う事。逃げ出したい夜もあります。

それでも、いつでも歌だけは私を裏切らなかった。歌を歌う事で私は私を応援し、生き続けました。
それは沢山の人達の言葉のおかげでした。

だから、私にとって歌で一番重要視しているのは歌詞です。
誰が書いているのか、どんな気持ちで書いたのか、何が言いたいのか、その曲の中で紡がれている沢山の言葉に、時には涙を流して、時には笑顔にして貰い。生きる事への勇気に変えてきました。

今回この記事を書く前に、作詞がどれだけ大変なのかを知るきっかけがありました。

それは今年、私が高校生の頃からお世話になっている「サカナクション」から新曲がでて。それができるまでのボーカル山口一郎さんの話。
活動休止していたこと、病気の事、今までの活動について、この新曲が出るまでには、普通の人では想像もできないくらいの過酷な日々があったこと私は知りました。そして、歌詞作りの大変さを知りました。

この話を受け止めた時に私は改めて今聞いている曲一つ一つに感謝の気持ちで一杯になりました。ミュージシャンだから歌が歌えて当たり前だとか、曲を作って当たり前だとか、コンサートして当たり前とか、新曲出して当たり前だとかそんな沢山の当たり前という考えを持っていたの事に気づき、同時に自分が恥ずかしかったです。何様なんだよって話。

私も料理人として、美味しいものを作るのは当たり前、安全な料理作るのは当たり前、綺麗な料理を作るのは当たり前と、沢山の当たり前を求められ、答え続ける為に料理を作ることに人生を賭けています。

でも、山口一郎さんのように命を懸けている状態ではなくなっていることに気づかされました。
私は知らない間に本気で生きていなかった。他力本願で生きた居たことに気づかされました。情けない。
こんなところから自分を見つめ直すきっかけができるのも歌の良いところなんじゃないかと思います。

そんな沢山の命を懸けている人たちの言葉たちに私は支えられていたことを知りました。

今の自分がどうすれば良いのかは分からないけど、自分のお店を持ったらやっと同じくらい胸張って命懸けてるって言えるのかなって考えています。そう考えると独立するのがとても楽しみになりました。

そして、活動していること、応援できることが当たり前じゃない事に気づかされた私は人生で初めてライブDVDを買いました。いずれライブにも行って、この時代を共に生きてた証を、喜びを一度でもいいから感じに行きたいです。

もし、この先の時代どれだけAIやロボットが進化したとしても、私は料理と音楽だけは人間を超えることはできないと思います。
誰かの為にだったり、自分の生きがいだったり、そんな情熱が感情が、この先の時代は必要であり、AIやロボットに負けない為の武器なんじゃないかと私は思います。

約3700字の私の自己満足に最後まで付き合ってくださったあなたに、感謝の言葉を送らせてください。

有難う御座います。

ここまで読んでくださったあなたは、とてもやさしい方で、共感力のある方だと私は思う。そんなあなたに言いたいことがあります。

優しい人や、共感力のある人は自分より他人を優先してしまう傾向が強く、自分を後回しにしてしまいがちです。だから他人の感情に振りまわされて人一倍辛かったりすることが多いいです。
私も同じなので気持ちがわかります。

だから、何よりも自分の幸せを優先してください。


人生は辛いし、苦しいし、時に悲しいことがあるから、楽しい時も嬉しい時もあるんだと私は思います。今日のあなたはどうかわからないけど。明日のあなたはどうかわからないけど、
でも私はそんなあなたの人生であなたが幸せであることを心の底から願っています。それと同時に私も自分が幸せで居つづける為に明日も生きていきます。
もし辛いことが合ったら、お酒や煙草ではなく、なんでもいいから歌を聞いてみてください。昔の歌でも、最近の歌でもいい、流行りの歌でもいい。

その歌を聴いている時間はあなたの為に誰かが頑張って歌を歌ってくれます。応援してくれます。

もし余裕が出来たらカラオケも行って歌ってみてください。大きな声で歌って、叫んで、怒りや悲しみを明日の自分の希望に変えてください。言葉にすることで、自分で自分を応援することができます。

もしネガティブな曲しか知らなければこのブログに遊びに来てください。私のお勧めの歌たちを今後紹介していきます。共感してもらえたら私も嬉しいです。辛いことが合ったらこのブログに遊びに来てください。私の失敗談を聞いて笑ってください。あなたより人生失敗ばかりの人間がここにいます。大丈夫です。

このブログを通して、今まで支えてくれた歌たちに感謝していく事と
あなたが今から沢山の歌と出会って幸せでいられること願ってこの記事を終わりにしたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき有難う御座いました。今回も皆さんの明日の生活の好影響になれば幸いです。ではまた。


コメント

タイトルとURLをコピーしました